HoloLens2で音楽ゲームを作った
諸事情で3週間ほど暇になったのでこちらのハッカソンに参加してHoloManiaという音ゲーを作ってみました。
osaka-driven-dev.connpass.com
成果物はこちら
実際に遊んでみた動画はこちら👇 pic.twitter.com/aEV8HW2W3X
— marica (@tama_Ud) March 14, 2021
当日の様子はTwitterで "#HoloHack" ハッシュタグで検索すると感じ取っていただけるかと!
空間に花を咲かせた数を競うス○ラトゥーンみたいなゲーム、ソードや銃を出して遊べるUI機能など、面白い作品ぞろいで、HoloLensってこんな遊び方ができるんだ......!とワクワクしながら発表をきいておりました。
実装について
Unity + MRTKプロジェクトのHelloWorldは以下の記事を参考にしました。
qiita.com
Unityのプロジェクト容量が大きすぎてgithubにアップロードできなかったので、かいつまんで説明すると、
- 一定の周期でGameObjectを生成する
- 生成したGameObjectをプレイヤーの方に移動させる
- MRTKでハンドトラッキングしてGameObjectとの衝突を判定する
- 得点を更新する
- 一定以上の得点を獲得すればゲームクリア
としました。
リズムに合わせてノーツを生成する、判定ポイントの作成などは実装期間の短さなどから省略した、とてもシンプルなゲームです。
ハッカソン初参加だった
実はハッカソン未経験でした。周囲に迷惑をかけたくないなと思い「ボッチソン」での参加表明をしました。(後から一般的にはハッカソンはチーム戦で得意なところだけ実装してもいいんだよと教えてもらいました......)
初日:アイデア出し
2~8日目:ひたすら実装
9日目:実機にデプロイして動画撮影
のようなスケジュールで実装しました。圧倒的に人手が足りないのがボッチソンのつらいところですね。
HoloLens2は一度だけ触らせてもらったことがある程度で、具体的に何ができるのかほぼ知らない状態、Unity, 3Dプログラミングの経験なし、ということでかなり苦戦しましたが、スタッフの方のヘルプもあり、なんとか9日間の開催期間内で動くものを作ることができました。
今後について
楽曲の著作権などあるのでこちらにパッケージを載せられないのが残念ですが、大阪某所のコミュニティ内でにてひっそりと遊んでいただこうと思っています。
今後もコンテンツをアップデートしていきたいですね。
例えば
- ランキング機能
- リズムとノーツのタイミングを合わせる機能
などあるともっと楽しそうです。
賞をいただきました
出場チームが7チームに対して賞が7つあったのですが!うれしいものですね!
ちなみに「ホログラム賞」という賞をいただきました。
反射神経を競うより、シニア向けのゲームにすると面白そう、というコメントも。
自分の作った作品を企業の方にその場で品評していただける機会ってそうそうないと思いますので、もうそれだけでめちゃくちゃ嬉しいですし、頂いたコメントを参考にしてアップデートを重ねていきたいと思います。
スタッフのみなさま、参加者のみなさま、お疲れさまでした。
次のハッカソンはチーム戦で参加したいな......。